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縦横無尽の解像度。

こんにちは! 株式会社Rehab for JAPAN 採用担当です!
今回は、先日のキックオフにて第4回目となる「Rehab AWARD」にてVP賞を受賞したプロダクト部の坪井さんにインタビューを行いました。

「Rehab AWARD」とは?
成果に加え、リハブのValueを体現したメンバーを讃える表彰制度です。 第3回目となる今回はMVP・VP・VALUE賞の計7名の方が表彰されました。

【VP賞】
この半年間で高い価値を生み出したValuable Playerの方に贈られます。

■このたびは、VP賞の受賞おめでとうございます! まずは率直な感想をお聞かせください
嬉しさ半分、悔しさ半分といった感じです。賞を獲ることは目的じゃないですが、MVPを獲るくらいの価値や成果を生み出したいというスタンスでいつも仕事をしているので、まだまだ伸び代があるなと感じています。

■報告を受けたときの印象的だったエピソードを教えてください
上長の今吉さんから「坪井をMVPに推していたんだけど、すまん、最後の最後で競り負けた」と言ってくれたことですね。僕以上に悔しがってくれたことがすごく嬉しかったし「次こそは!」という気持ちにもなりました。

■今回の評価ポイントでもある、坪井さんが主体的に推進したRehab Cloudの「モーションAI」について、ご紹介してもらえますか?

https://rehab.cloud/service/motionai/

モーションAIは、動画を撮るだけで、誰でも簡単にバランス評価を可能にするサービスです。介護事業者の転倒予防の取り組みを支援します。

■個人的にこだわったポイントがあれば教えてください
こだわったのは、何よりも安全に利用できることです。要介護者に片脚を上げてもらうため、一定の転倒リスクが伴います。そこで、現場のオペレーションまで徹底して思考を巡らせ、丁寧に検証を重ねることで、安全かつ適切に活用してもらう体験設計ができたと思います。

■ご自身のキャリアを活かせたところもあるのではないでしょうか?
そうですね。リハビリの質を向上していくサービスの性質上、元々のバックグラウンドである理学療法士や研究者としてのスキル、経験はフル活用しました。AIやプロダクトの根底には、先人の研究の知見も詰まっています。

■一方で自分にとってチャレンジングだったことや、苦労したことなどもあれば教えてください
そもそもこのプロダクト自体、現場からの強い要求というより、リハブのビジョン・ミッションから逆算して必ず必要になるはずというところから始まったことに難しさは感じました。
未来を行き過ぎると受け入れられないので、今お金を払ってでも使いたくなるサービスに仕上げるところは苦労しました。
また、ビジネス推進(商品設計・営業・CS等をどう進めるか)は、新たな挑戦が多く、一番チャレンジングでしたね。

■そのあたりのことを詳しく教えてください
モーションAIを売り出す時期が、ちょうど会社としてもリハプランという単一プロダクトからRehab Cloudという複数プロダクトを前提とした商品ブランドにリニューアルしたタイミングと重なって…。ビジネス組織もこれまでのやり方から色々と変わり、かなり慌ただしい時期でした。また単一プロダクトから複数プロダクトになることで、様々なトレードオフを天秤にかけながら、物事を決めていく必要がありました。
例えば30分という商談の中に、今まではリハプランだけで良かったのが、デイリーも、モーションAIもある。
どんなターゲットに、どれくらいの強度で、どんなストーリーで進めていくべきか、変数が増える分、設計の難易度も高くなっていきます。

■たしかに、それぞれの部署にどう説明していけばいいか…。
そういった他部署と連携しながら横串でビジネスの推進をしていくことって経験がなくてモヤモヤしていたんです。そんな状況を察知してかCOOの池上さんが、ペライチのスライドを準備して、よもやまの時間を作ってくれたんです。その中で「プロダクトマネジメントの仕事って、顧客の解像度を高めていくと思うけど、それと同じくらい仲間を知ることも大事なんだよ」と言われたんです。それでパッと霧が晴れたというか「もっと仲間の実情を知ろう!」と仲間が抱えるミッションやKPI、状況に意識を向け、少しずつ相手の立場に立って、物事を考えていくようになりました。

■その意識の切り替えから、今回の表彰で評価されている「営業推進」「オンボードの実行」「市場拡大」といったリリース後の動きにつながるんですね。今回に限らずですが、いつも心がけていることを教えてください
2つあって、1つ目は、徹底的な言語化で説明できる状態にして、あとは勇気を持ってチャンレジしていくこと。2つ目は、縦横無尽に“解像度”を上げていくこと。特に仲間を巻き込むときの「横」への解像度を上げることの大切さは、今回改めて学ぶことができました。

■研究者気質の坪井さんから「勇気を持つこと」「仲間を知ること」という話を聞くのはとても新鮮です
そうかもしれないですね。さらに言えば、大久保さん、池上さん、若林さんといったボード陣は「徹底した言語化をもってしてのチャレンジ」「仲間の解像度を高める対話」という2つの質と量が圧倒的だと気づきました。僕から見たら全員化物レベルです(笑)。なんとか食らいついて肩を並べられるよう、自分も成長していきたいですね。

■ご自身の中で今回やり切れた要因は何だと思いますか?
やっぱり今回のサービスに強い信念を持っていたことです。モーションAIは、科学的介護の推進になくてはならないサービスであり、今後自分の家族にも、大切な人にも、自分自身にも必要とされるサービス。そんな確信を持って行動できたのでやり切れたのだと思います。
あとは、ネアカなところ。ゼロイチの苦労も好き好んで突っ込んでいけるところも要因としてあると思います。そういえば若林さんからも「俺もネアカだけど、坪井くんは別次元のネアカだよね」と言われました(笑)。

■今後の抱負をお願いします
モーションAIについては、いわば火を起こしたばかりの状態。これからビジネスとして軌道に乗せて、世の中に届けることが重要です。このサービスをスケールさせるためにメンバーも補強したところなので、チームとして力を最大化させながら遠いところへ行きたいですね。

■最後に、改めて大切だと感じるリハブのバリューについて教えてください
まずは“介護は「現場」という初心。”です。やはり介護現場に対する解像度は高い状態でいないと優れたプロダクトが生まれません。なので、頭でっかちにならないよう現場の最前線のことを随時キャッチアップしていきたいです。あとは“チームを勝たせる「個」になろう。”ですね。例えば、戦闘力1同士でコンビを組んでも「1×1=1」ですが、10同士で組めば100になります。そういった意味でも、徹底的に「個」を鍛えようと思います。

インタビューを終えて
モーションAIというプロダクト自体も坪井さんの仕事観も「解像度を上げる」という共通のキーワードがありました。その解像度に勇気を加え、仲間を巻き込み、さらに今回の受賞の悔しさをバネにして、科学的介護の実現の一端を担ってくれることでしょう!

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