実現したい未来がある。だからやりきれる。
こんにちは! 株式会社Rehab for JAPAN 採用担当です!
今回は、先日のキックオフにて第4回目となる「Rehab AWARD」にてVALUE賞を受賞したプロダクト部の大図さんにインタビューを行いました。
■このたびは、VALUE賞の受賞おめでとうございます! 今回は「Rehab Cloudデイリー(以下デイリー)」に新しく「機能訓練グループ管理機能」という難易度の高い機能を開発したことが高く評価されています。まずは簡単にその機能についてご紹介してもらえますか?
ありがとうございます。今回開発したグルーピング機能は、5人以下のグループで機能訓練を実施する際、目標やプログラムなどが共通している利用者を個別機能訓練加算の算定要件に従いつつ、自動で振り分けることができる機能です。お客様の声としてリクエストが多い機能だったので、その要望に応えた機能になっています。(プレスリリースはこちら)
■“算定要件に従いつつ…”という点が、ポイントだったりするのですか?
そうですね。算定要件に沿ったグループを作れることは重要なポイントです。それに加えて、現場の方は、利用者さんが事業所に来る曜日、時間、AさんとBさんの相性といった細かい部分を気にしながらグループをつくる必要があるわけです。僕自身、PTとして現場経験があるのですべての要件を加味したグループをつくることの大変さは痛いほどわかります。なので、そこをサポートできる機能にしたいという思いは強かったです。
■サービスデザインをする上で大切にしたことを教えてください
いちばん大切にしたのは、この機能によって、作業が効率化するだけでなく、現場で実施するケアの質が高まって、利用者さんが元気になるような、ポジティブなループを生み出すこと。グルーピング機能だけを見つめるのではなく、その機能の先にある、製品のコンセプト、もっと言えばリハブのミッションを念頭に置くことを大切にしました。
■個人的にチャレンジしたことも教えてください
UXデザインの部分は、最も試行錯誤しました。表彰では、現場経験者だからサービスデザインができたことを評価してもらって、それ自体は素直に嬉しいのですが、プロダクトマネージャーとしては、まだまだ半人前だなという自覚があります。どんなUXだとわかりやすいのか。それを考える上で、実はリハ職だったことで逆に苦労した点もあります。。
■どういったところに苦労したのですか?
現場で機能訓練指導をする職員さんって、必ずしもPTやOTといったリハ職ではないので、リハ職だった僕の感覚だけでUXを考えると、考慮すべき観点が足りず、操作しづらかったりしたんです。現場の困りごとを理解する際は活かせるキャリアですが、「専門職以外の人が何で困っているか?」という観点ではもう少し俯瞰して考える必要があって、いろんな人の意見を取り入れつつチャレンジしました。
■最終的に何が要因でやり切れたと感じていますか?
やっぱり、介護現場の職員や利用者さんにとって価値あるものにしたいという気持ちですね。このサービスがデイリーに加わることで、きっと未来がより良くなる。そのくらいの大きな想像というか、ある意味、何かを信じるような気持ちでやり切った気がしています。
■今回のチャレンジによって得た学びがあれば教えてください
自分一人でやろうと思わないこと。これは、今回すごく学んだことです。自分だけでつくれること、見えることって限界があるので、仲間に相談したり意見をもらったりすることは、一人で考え込むよりもきっとより良い打開策が見つかると実感しました。これは部署を越えて皆さんにおすすめできることかもしれません。
■今後の抱負をお願いします
僕が担当しているデイリーという製品は、その名の通り日々現場の方がさわるものです。なので、いかにストレスなく記録できるかを追求していきたいですね。あとは単なる記録ソフトではなく、記録した情報を活用することでケアの質を高められるサービスにもっと進化させていきたいです。
■最後に、改めて大切だと感じるリハブのバリューについて教えてください
“介護は「現場」という初心。”これはプロダクトを考える上でも大切だと思っています。現場の負担を軽減することや加算が取れることはもちろん重要ですが、元気な高齢者が増えいくことは、、利用者さんだけでなく、現場の皆さんにとっても、ご家族としても同じ気持ちだと思います。まだまだ道半ばですが、現場の皆さんに寄り添い続けながら、成長していきたいです。
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