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【前編】Rehabが目指す「これからの介護ソフト」とは?

こんにちは! 株式会社Rehab for JAPAN 採用担当です!

今回は《Rehabが目指す「これからの介護ソフト」とは?》と題して、現在の介護ヘルスケア業界の市場感や社会課題、
それに対して弊社がアプローチする既存プロダクトと現在開発中の新規プロダクトについてCTOの久良木にインタビューしました!

まずは新規プロダクトについてお伺いする前に前編として、介護業界を取り巻く状況や既存プロダクトについてお伺いしていきます。


■介護業界概況・市場環境

介護ヘルスケア領域を取り巻く社会課題はどのような状況なのでしょうか?

高齢者の人口が飛躍的に増加するとともに、介護事業所の数も継続的に増加しています。
社会保障費(医療費及び介護費)は増大の一途を辿っており、介護は2040年には、24.6兆円の市場になる予定です。

介護保険制度と介護ソフトの役割について教えてください。

2000年に日本に介護保険制度が導入されて23年が経ち、3年に1度の介護報酬改定を繰り返しながら、今なお進化しています。
日本の介護保険制度は、その対象範囲と包括的なサービスにより全国民の介護ニーズに対応しようとする点で世界的にみてもユニークであるとよく言われています。しかしその反面、介護保険制度の運用は複雑になり、現場の負担も大きくなっています。
それらをサポートするのが、介護ソフトです。これまで介護現場のためのさまざまなソフトウェアが誕生し、業務効率化や正確な請求計算、経営支援といった重要な領域で活躍し、介護現場の負担を軽減し、業務効率化を可能にしてきました。

これからの介護ソフトには何が求められますか?

これからの介護ソフトには、さらなる進化と挑戦が必要と考えています。超高齢社会に伴う社会課題として、社会保障費の増大と慢性的な介護人材不足があり、国は抜本的な制度変更を進めています。
2024年介護報酬改定では、自立支援・重度化防止の推進と科学的介護というアウトカムベースの報酬体系に移行していくと考えられています。
介護ソフト会社の役割はこれまでの「開業支援・請求支援」だったものから、「業務効率化とアウトカムの実現」へと変わっていきます。

介護ソフトの進化と挑戦は容易なものでしょうか?

旧来の介護ソフト会社は、20年以上にわたる進化と共に複雑化してきた介護保険制度、さらには3年に一度の介護報酬改定に短期間で対応してきた中で、ソフトウェアとしての技術的負債が膨大になっています。
この技術的負債への対応を重ねながら、さらにこれからの介護ソフトとしての進化と挑戦を進めていく難易度が高いと考えています。

■Rehabが目指すプロダクト開発

本質的な「科学的介護ソフト」であるRehab Cloudについて教えてください。

Rehab Cloudについて説明する前に、Rehabの事業活動において前提となる考え方をお話しします。
Rehabでは、介護データを集めるソリューションを、データ解析でさらに進化させるべく、蓄積した独自の介護リハビリデータを活用し、ヘルスケア領域におけるデータプラットフォーマーとして新たな付加価値を創出していくことを目指しています。

そして、リハビリSaaS事業におけるプロダクト「Rehab Cloud」は介護現場の付加価値を向上し、利用者のアウトカムを追求する「科学的介護ソフト」です。

最後に

今回の記事では、我々が直面している社会課題、介護ヘルスケア業界を取り巻く市場感や課題について、そして弊社が目指すプロダクト開発についてご紹介いたしました。
次の記事では、今回ご紹介した内容を踏まえて、今弊社で開発中の新しいプロダクトについて、お話したいと思います。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!


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