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【後編】Rehabが目指す「これからの介護ソフト」とは?

こんにちは! 株式会社Rehab for JAPAN 採用担当です!

今回も《Rehabが目指す「これからの介護ソフト」とは?》と題して、CTOの久良木へのインタビュー後編をお届けします。

前編では介護ヘルスケア業界の市場や課題感、既存プロダクトについてお話をしましたが、今回はRehabが絶賛開発中の新しいプロダクトについてご紹介していきたいと思います。


■Rehab Cloud レセプトについて

現在開発中のRehab Cloud レセプトについて教えてください。

現在、Rehab Cloudでは、介護現場の業務の「計画」と「記録」に関しては、「Rehab Cloud リハプラン」および「Rehab Cloud デイリー」でカバーしていますが、残る「請求」業務が抜けている状態でした。
介護業界のDXのために、我々は今まさに「Rehab Cloud レセプト」を開発しています。

Rehabが提供するレセプトは、これまでの請求ソフトとはコンセプトが異なっています。
計画〜請求までの転記作業をほぼ排除できる設計により、月末月初の事業所管理者の残業を撲滅できるようなプロダクトになっています。

全体の顧客体験フローについても教えてください。

詳しい技術仕様は社外秘なので今回はお伝えできないのですが、当社の製品を活用することで、大幅な業務効率化に結びつく顧客体験を実現していきます。
介護施設の種類でも「デイサービス」に特化したプロダクトであることから、他の介護ソフトに比べて比較的スピーディーかつシンプルなものづくりが可能となっています。

■Rehab Cloud アーキテクチャ

Rehab Cloud のアーキテクチャについて教えてください。

Rehab Cloudでは「サービス指向アーキテクチャ」(SOA: Service Oriented Architecture)を採用しています。
これまで一般的であったモノリシックアーキテクチャを採用する場合は、すべての機能が一つのコード、
インフラに集約されているため、一つの機能を変更すると全体に影響を及ぼす可能性があります。
一方、最近注目を集めているマイクロサービスアーキテクチャでは、各機能が独立して動作し、それぞれが個別にスケールすることができ、これにより各機能は独自のライフサイクルを持つことができ、デプロイメントと更新が容易になります。
ただ、マイクロサービスアーキテクチャは複雑であるために、開発工数が増加したり、運用後のエラー追跡が困難だったりと一定のデメリットもあります。
そしてサービス指向アーキテクチャ (SOA)は、これら二つの間に位置する概念で、大規模なモノリシックシステムをより管理可能な部分に分割するための方法を提供しています。
SOAでは、個々のサービスがより大きく、広範な機能を持ち、それぞれが特定のビジネス機能を果たしています。
これにより、システム全体の複雑性を抑えつつも、一定の柔軟性とスケーラビリティを保つことが可能となっています。

Rehabの技術スタック

■開発プロセス・環境

Rehab Cloudの開発プロセスはどのようになっているのですか?

高い品質とアジリティを保つための開発プロセスを構築しています。
ドメインエキスパートが要所にレビューを行うことで品質を担保・向上を図っていますし、
小規模の機能改善系のタスクは順次リリースすることでアジリティも高めています。
定期的な振り返りによって、プロセス全体の課題の洗い出しと改善サイクルを回しています。

開発環境

最後に

今回の記事では、弊社が開発中のRehab Cloud レセプトについて、ご紹介させていただきました。
これまでの介護ソフトとはコンセプトも異なりますし、介護保険制度も絡み、非常に難易度の高いプロダクトであると感じています。
しかし我々がこのプロダクトをリリースすることで、介護事業所の負担軽減に大きく貢献することは間違いないと考えます。

もし弊社や開発中のRehab Cloud レセプトに興味を持っていただけましたら、ぜひご連絡ください。
カジュアルにご紹介するお時間をいただけたらと思います。
あなたとお会いできることを楽しみにしています。


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