介護領域に自分のスキルを注ぎ込む。未来の社会を変えるために。【前編】
本記事は、2020年11月04日制作された記事です。
こんにちは!株式会社Rehab for JAPAN 採用担当です!
社内インタビュー第5弾は、弊社CPOの若林さん。前職ではリクルートに在籍し、UXデザインとプロダクトマネジメントの双方を担いながら、名だたるプロダクトの価値を高めてきた中心人物です。今回は前後半に分けて、11月にリリースしたリハプランのUI改善の話や、若林さんの仕事観、この会社に懸ける想いなどを話してもらいました。
■前職での仕事とリハブに来た経緯を教えてください。
長らくリクルートに在籍していて、ホットペッパービューティ、スーモ、エアレジなどなど様々なプロダクトの開発に関わってきました。エンジニアから始まって、開発ディレクター、企画職、プロダクトマネージャー、UXデザイナー、マネジメント、チームビルディング、役員と、いろんな立場を経験させてもらって、正直やり切った感があったんです。次に自分が進むべき道を本気で模索していたとき、リクルート時代の師匠のような存在の池上がリハブのCOOとしてジョインすることを知り、本人から話を聞けば聞くほど「ここで働きたい!」と思うようになったんです。
■「介護」という領域に対してどんなイメージを持っていますか?
誤解を恐れずに言うと、最初は「介護=いずれ来る大変なこと」くらいの認識でした。でも、その「いずれ来る」が、だんだん現実味を帯びてきて。たとえば、あと数年もすれば、自分の親を介護することになるかもしれない。その延長に、我が子が自分を介護する未来もあるとも言える。そう考えたときに改めて、介護ってめちゃくちゃ自分事になったし、誰もが当事者になる課題だと気づいたんです。同時に思い出したのは、他界した義理のお父さんのこと。なるべく家族や周囲の負担にならないように、気を遣いながら振る舞っていたんじゃないか…。ハッとしましたね、こんな世の中じゃダメだろう?って。だからこそ、「自分が培ってきたスキルを投入するのはこの領域だ!」と、強く思うようになったんです。
■現在の業務内容を教えてください。
CPO(チーフ・プロダクト・オフィサー)として、リハプランをはじめとする自社プロダクトの責任者をしています。現在はプロダクトマネージャー兼UXデザイナー兼開発ディレクターの3役で、既存のUI・UXの改善をガシガシ進めています。前職のキャリア後半では、手を動かす機会が少なくなっていたので、久しぶりにグルングルン腕を振り回して楽しんでいます(笑)。
■UI・UXをデザインする上で、普段から心がけていることは何ですか?
当たり前のことですが、エンドユーザーのインサイトや抱えている課題に寄り添うことを心がけています。UXデザインで大事なのは、実用性です。もっというと、エンドユーザーの想像を超える機能美まで追求したい。そこはとことんこだわっていますし、関わるからには、実用性・機能美を備えた“イケてるプロダクト”にすることを自分に課しています。そのためには、エンドユーザーの声に耳を傾けることに加えて、いつもこれがベストな設計か?自問自答して、最後まで粘りに粘るといった姿勢もクオリティを左右すると思っているので、日々内省しながら生きていますね。
■リハプランのUIも、この11月に改修しましたね。
改修と言ってもまだまだやるべきことはたくさんあって、今回はお色直しに近いです。(https://rehabforjapan.com/news/202011031000/)やはり意識したのは現場での人の働き方です。PCに向かって入力するばかりじゃないですからね。訪問先の自宅で立ったままタブレットで入力することも念頭に置きながらデザインしています。あとは作業手順に沿った画面設計にしたり、入力の手間を最小限にしたり、細かい部分ですぐにでもやるべき要件をひとまず改善しています。
■今後の改修プランなどを教えてください。
介護のICT化・DXを推進していくにあたり、やるべきことはたくさんあって、それがなおかつ絡み合っている状態です。ポジティブに言えば、まだまだ良くなる点がたくさん見えている状態。ビジネスを止めることなく滑らかに改善していくことも技術だと思うので、課題を一つひとつ紐解きながら、優先順位を決めて進めていきたいと思っています。(後編へ続く)
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