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パパ育休を取得して思うこと。

こんにちは! 株式会社Rehab for JAPAN 採用担当です!
今回は、産後パパ育休を取得した2人の社員による座談会を開催。育休取得をしようと思ったきっかけや、育休期間中の生活のこと、育休を経て得た気づきや変化など、様々なテーマで話をしていただきました。

左:石川さん(2022年9月入社 / 営業1部インサイドセールスチーム)
右:井上さん(2018年10月入社 / カスタマーサクセス部)

産後パパ育休とは?

「育児・介護休業法」が改正されたことに伴い、男性の育児参加を促進するための制度として、2022年10月からスタートした「産後パパ育休」制度。
簡単にポイントをまとめると、以下の通りになります。

引用:厚生労働省「育児・介護休業法 改正ポイントのご案内」

産後パパ育休(以下パパ育休)のメリットは、家事や育児をはじめ家族の身体的サポートが必要なときに、男性が柔軟に育児休業を取得できること。男性の家事・育児参加を促すことで、女性のスムーズな復職や就業機会の拡大にもつながると期待されています。

申請するときの、率直な気持ち

■まずはご自身の所属部署と家族構成、パパ育休の取得期間を教えてください

井上さん
カスタマーサクセス(以下CS)部の井上です。家族構成は、僕と妻と生後10ヶ月になる娘の3人です。去年4月に1ヶ月間のパパ育休を取得しました。

石川さん
営業1部インサイドセールスチーム(以下IS)の石川です。僕と妻と生後4ヶ月の息子の3人家族で、去年の10月に1ヶ月間のパパ育休を取得しました。

■パパ育休を取得しようと思ったきっかけを教えてください

井上さん
やっぱり、妊娠中に体調が不安定になっていく妻の様子をそばで見ていたのがきっかけで、考えるようになりましたね。

石川さん
僕の場合は、妻から「パパ育休って制度上取れないのかなぁ?」と相談を受けたのが大きかったです。ただ、妊娠がわかったのが入社半年くらいで、そこからさらに半年くらいで育休取得申請することになったので、初めてということもあり、上長に伝えるのはちょっと勇気がいりましたね。

■やはり男性がパパ育休のことを言い出すのは、ハードルが高い?

石川さん
入社1年目で「地に足着けて仕事をしなくちゃ」とか「早く結果を出したい」と思っている時期だったので、そのタイミングもあって言い出しにくい感じは正直ありました。ホントにおそるおそる言ったのを覚えています。
井上さんは社歴こそ長いですが、リハブで初めてパパ育休を取りましたよね。そのへん、正直どうでしたか?

井上さん
たしかに前例がなかったことの不安はありました。「制度としてはあるけど、取得していいのか…?」と。とはいえ妻のサポートもしたいので、上長との1on1ミーティングでそれとなく話題に出してみたら思いのほか快く理解してくれて。部署のみんなからも祝福されて、気持ちが軽くなりましたね。

石川さん
僕のときも本当に快く送り出してもらえました。部署のメンバーからはもちろん、他部署からも「おめでとう!」と言ってもらえて、会社全体として家庭に対する理解が本当にあるなぁって、改めて感じましたね。

仕事の引き継ぎと、家族の反応

■仕事の引き継ぎはスムーズでしたか?

井上さん
CSの仕事って多少なりとも属人的なところがあるので、引き継ぎは丁寧にする必要がありました。特にそのとき担当していたお客様が独特だったので、自分の知見を含めて仕事を引き継いでいたんですが…、奥さんの出産が予定よりも2週間ほど早まったんです。
子どもに早く会えたのでとても嬉しかったですが、引き継ぎも完了していなかったので焦りました(笑)
でもCSメンバーが僕の残していた引き継ぎ資料を見ながら、臨機応変にうまくフォローに回ってくれたんです。CSメンバーには本当に感謝でした。併せて頼もしいチームなので安心してパパ育休に入ることができました。

石川さん
僕はISの一員として、商談設定をフィールドセールス(以下FS)へトスアップする役割を担っていました。ISメンバーの商談数が部署全体のKPIに良くも悪くも大きく影響するため、僕がパパ育休に入ってからも、FSが多く商談実施できるように心掛けていました。
具体的には、育休を取る前月には当月数字だけでなく、次月の商談の数を担保するために、当月商談実施の数字目標を追いながら自分なりの次月への目標を立てて濃密に働きました。時間軸として、商談日が先の予定になりすぎるとお客様の温度感も下がってしまうため、バランスを取るのに苦心したことを覚えています。

■パパ育休を取ることについて、自分たちの親はどんな反応でしたか?

井上さん
僕の場合、妻のお母さんがすごく喜んでくれましたね。産後パパ育休制度があるリハブのことを褒めてくれて、けっこう会社の株が上がったと思います(笑)。

石川さん
僕も自分の両親が好意的だったのが意外でした。「しっかり支えてあげなさい」といったアドバイスをもらいました。「趣味のバレーボールばっかりできなくなるぞ」とも言われましたね(笑)。妻の寛容さで変わらず自由にさせてもらってますが、バランスを取りながら生活しています。

井上さん
たしかに。いきなり子ども中心の生活になって自分も妻もテンパる時期だから、趣味の時間はいったん我慢かもしれないですね。

育休中のリアルな過ごし方

■育休期間中は、仕事は完全に休みだったのですか? 初めての育児で感じたことも教えてください

石川さん
僕の場合、仕事面は完全にオフでした。初めての子育てということもあり不安も大きかったですが、それよりも息子の可愛さが上回って、思いのほか楽しく育児に取り組めました。病院の諸事情で出産に立ち会いできなかったこともあり、自分の子にかかわりが持てることが単純に嬉しかったんです。

井上さん
僕の場合、先ほど言ったように担当のお客様が少し独特だったので、週1ペースでリモート出社してフォローはしていました。育児に関しては、3時間おきにミルクをあげたり、夜泣きに対応したり、オムツ交換したり…。生活リズムも乱れるのでやっぱり育児は大変です。それでも娘を育てている充実感があって、その時間はとても有意義なものでした。

石川さん
妻に対する感謝の気持ちも自然とわいてくるし、育児のスキルが上がると小さい成功体験を積み重ねる感覚をもてて嬉しくなりますよね。

井上さん
ほんと、そうですね。

■いろんな育児タスクの中で、個人的にお気に入りのタスクを教えてください

井上さん
率先して手伝いたくなるのはオムツ交換かも。ふれあうだけでも癒されます。あの“ちぎりパン”みたいな足とか、たまらないですよね(笑)。

石川さん
僕が好きなのは、一緒にお風呂に入っている時間です。首に巻くタイプの浮き輪をつけて入るんですけど、顔のお肉がムギューッってなるのがツボで癒されます。

■パパ育休が明けて、職場復帰のために準備したことなどはありますか?

井上さん
僕は週1でリモート出社しているのとミーティングの議事録で振り返りできたので、仕事の穴はすぐに埋めることができました。

石川さん
僕もまったく問題なく復帰できました。当時のISメンバーが優秀だったので、僕がいない期間の数字を積み上げようと、Slackのメッセージやスタンプでチーム間で鼓舞し合う様子もうかがえて心強かったですし、安心して育児に取り組めました。
復帰前にしたことは、そのSlackを読み返すことですかね。リハブはSlackで細かな情報も共有されています。やり取りの流れを時系列で追うことで社内がどういう状況だったのかは把握できました。
あとは、育休中にNetflixで『会社は学校じゃねぇんだよ』というドラマを観ていて、そこで仕事に対するモチベーションをぶち上げていました。・・・これは準備じゃなくて単なる休日の過ごし方ですね(笑)。

井上さん
けっこうちゃんとリフレッシュできたよね。僕も仕事と距離を置いて、体を休ませることができたので、すごくいい状態で仕事に戻れた感覚はあります。

パパの代わりは、誰もいない

■今後の働き方について考えていることを教えてください

井上さん
4月から娘を保育園に預けて妻も復職します。なので、今後のほうがより夫婦で協力しながら生活していく必要があると思っています。引き続き週2リモートをうまく活用しながら、仕事も家庭も充実させていきたいですね。

石川さん
僕も10月から保育園を考えているので、井上さんをはじめリハブの先輩パパたちからいろんなアドバイスをもらいながら、自分なりのワークライフバランスを模索していきたいです。

座談会に同席してみて(人事部 逸見より)
僕の場合、入社1ヶ月目で子どもが生まれたのですが、制度上、パパ育休は入社後1年以上在籍していることが条件となるのでパパ育休を取得しませんでした。まだまだ入社したてということもあったのと、育児も初めてだったので、仕事も育児もしっかり両立したいと思いながらもなかなか難しさを感じていました。。。出産して間もない妻も、仕事がある僕のことを気遣ったりしていて、それも少し心苦しく感じながら過ごしていました。
なので、今回のお二人のお話を聞いてみて、仕事から離れて心に余裕を持ちながら「パパになる1ヶ月」として育休を取る意義をすごく感じました!もし今後2人目を授かったら、絶対に取得したいと思っています! 

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