コロナ禍の現場を、知ってるからこそ。
こんにちは! 株式会社Rehab for JAPAN 採用担当です!
今回の社内インタビューは、今年5月に入社した事業推進部の佐藤さん。長年、理学療法士として介護の現場に携わってきた経験を踏まえ、介護に対する思いや入社のきっかけ、成し遂げたい目標などをお聞きしました。
■まずは、理学療法士としての経歴を教えてください。
理学療法士としてキャリアをスタートさせたのが、いわゆる老健(介護老人保険施設)と呼ばれる病院と在宅の中間施設。幅広い介護度の方を対象に、入所リハビリ、通所リハビリ、訪問リハビリを経験し、その後、開設して間もない訪問看護ステーションに転職。デイサービスの新規立ち上げから、立ち上げ後のデイサービスで機能訓練指導員や管理者の仕事などに従事してきました。
■リハブに入社しようと思ったきっかけを教えてください。
約12年間、介護現場で働いていくうちに、まずは「介護の仕事が好きだ」という思いが大きくなっていきました。それと同時に、社会の仕組みを含めた介護業界そのものをより良くしたいという思いも募ってきて。利用者さん、ご家族、働く人、介護に関わる人たちが幸せにならないと、より良い介護は実現しない。そんな思いから、デイの仕事の傍ら、家族会や介護職向けのセミナーを開くなど、コミュニティ活動もしながら試行錯誤していた時期もありましたね。でも結局、自分がいる地域にしか影響力が広げられなくて…。もっと業界全体を視野に入れたアクションをしたい。そう考えるようになったときにリハブに出会ったんです。「あ!これは自分がまさにやりたかったことだ!」と、ビビッと来てエントリーしました。
■だとすると、面談前からリハブへの期待が大きかったのではないでしょうか?
そうですね、リハプランを全国のデイサービスに向けて展開している実行力に惹かれましたし、「介護を変え、老後を変え、世界を変える。」というミッションにも強く共感しました。僕自身、自分ミッションというか「介護で幸せになる世の中へ」という言葉を掲げてキャリアの後半は働いていたので、おこがましくも「モロ一緒だ!」と感じたのをよく覚えています。
■現在の業務内容と、これまで培った経験をどのように生かしているのか教えてください。
事業推進部に所属して、新規事業となる「オンラインリハビリ」の開発に携わっています。そこでは、デイサービスでの経験や理学療法士の知見を活かして、具体的なコンテンツの制作やフローの設計なども任されています。また他部署の方含め社内でコミュニケーションを図る際やリハプランに対する意見を求められるときにも、これまでの経験を踏まえ、直近まで現場にいたのでコロナ禍の実情なども含め、現場のリアルを惜しみなく伝えていますね。自分がプロダクトをつくるわけではありませんが、自分の意見がしっかり反映される実感もあって、すごく面白味を感じています。
■コロナ禍におけるデイサービスの現場経験は、佐藤さんにとってどのようなものでしたか?
キツかったです。特に最初の緊急事態宣言のコロナ禍は、本当につらかった。通いたくても通えない利用者さん。止めざるを得ないご家族。売上が落ちる施設。雰囲気が悪くなる社内。不安が募る従業員…。全方位で悪循環が起こっていましたね。自分が掲げる理想とは真逆のことが起こっていて、とても苦しかった。そんな痛みを知っているからこそ、オンラインリハビリのサービスを何としてでも社会に実装したいという思いが強いですね。
■どんな人と一緒に働きたいですか?
介護を自分事として捉えられる人ですね。何事もそうですが、自分事になることで自発的に考えて行動ができるし、生まれた結果についても責任のある向き合い方ができると思うので。リハブはいわば、介護の世界を変えるために集まった社会実装集団。自分事で動いている人たちばかりなので、そのあたりの部分で共感できる人はマッチすると思います。
■働く環境として、どのように感じていますか?
テレワークも含め、とても働きやすい環境だと思います。あと、僕はコーヒーを淹れるのが趣味なんですが、最近、隔週で「FIKA」と称して社内でもコーヒーを淹れるようになりました(笑)。雑談交じりのライトなコミュニケーションも取れますし、コーヒー好きの方がコーヒー豆を持ってきてくれるなど、フレンドリーな方が多い印象です。
また、こういった、ボトムアップでメンバーから取り組みを起こしやすいのも、リハブの良い所だと思っています。
■佐藤さんの考える、理想の老後や介護についてもお聞かせください。
介護が必要であろうと元気であろうと、どんな状態であっても自分で選択できる老後が理想だと思います。自分で選択することって、きっと何歳であっても大切な要件ですよね。あと質問とズレますが、介護って、する側もされる側も含めて遅かれ早かれ接するものだと思いませんか? なので「介護」という言葉を聞いたとき、ちょっとでも気になるのであれば、リハブの情報に触れてほしいと思います。仕事にするかどうかは別にして、きっと介護に対する考えが深まるはずです。