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とにかく現場をラクにしたい。

こんにちは! 株式会社Rehab for JAPAN 採用担当です!
今回は、第5回目となる「Rehab AWARD」にてMVP賞を受賞したプロダクト部の久保田修さん(以下、おさむさん)にインタビューを行いました。

「Rehab AWARD」とは?
成果に加え、リハブのValueを体現したメンバーを讃える表彰制度です。 第5回目となる今回はMVP・VP・VALUE賞の計7名の方が表彰されました。

【MVP】
この半年間で最も高い価値を生み出したMost Valuable Playerの方に贈られます。

■このたびは、MVPの受賞おめでとうございます! まずは、ご自身が選ばれたときのことをお聞かせください

とてもありがたい気持ちでした。ただ、自分が表彰というものに不慣れだったのと、今回自分と同様に「Rehab Cloud レセプト」に関わったメンバーが受賞していて、ぞれぞれ壇上で素晴らしいコメントを話してくれたので、自分の番が来たときに話すことが残っていない状況で(笑)、ちょっと困っちゃいましたね。

■上長の若林さんも感極まって、おさむさんのことを讃えていました。そのくらい待望のプロダクトだったのだと思います。

そうですね。みんなが待ち望んでいたもので、本当はもっと早くリリースしたかったのですが、2年半もかかってしまって、その点については不甲斐なさも感じています。

■今回高く評価されたポイントは、レセプト開発のための「請求業務のドキュメント化」なのですが、この作業はどういったところが大変だったのでしょうか?

必要とする情報がとにかく散在していて、世の中にまとまって閲覧できる場所がどこにもなかったのが大変でした。3年ごとの法改正で変更した箇所は、厚生労働省のサイトで切り出されて掲載しているのですが、現時点のマスターのような、塊として信頼できる文書がどこにもなくて…。それに加えて一つひとつの文書がとにかく難解な言い回しなので、エンジニアが開発を進めるために「正確かつ伝わる文章」に書き換えていく作業はかなり大変でしたね。

■それでもやり切れたのは、何が要因だと思いますか?

まず、個人的な気持ちの部分なんですが、「途中で投げ出すのは負けだ」と強く思っていたことです。あとは、「リハブにはレセプトが必要だ」という強い意志のもと、いろんな人の協力があってやり切れたように思います。私が書きまとめたテキストに対して根気強くレビューしてくれたので、熱い思いを持ったメンバーの存在はすごく大きかったですね。

■印象に残っている思い出がありますか?

毎日終電で帰宅する時期があったのですが、時々若林さんと餃子の王将で夜ご飯を食べて「いつか終わりますから」と言いながらお互いを労っていたのは、今でもよく覚えています。

■続いて、開発の過程で嬉しかったことも教えてください

リリースのタイミングで、とある事業所から「Rehab Cloudも使いやすいし、レセプトもこの機会に乗り換えるよ」と言って契約してくださったことや、このソフトを使って請求を完了してくれたときは、やっぱり感動しました。自分たちが開発するプロダクトを通じて、とにかく現場をラクにしたい。そんな願いをずっと持ち続けているので、実際に使ってもらえることが何よりの喜びですね。

■「現場の役に立ちたい」という思いが強いんですね

やっぱり、元々理学療法士としてリハビリや介助をしていましたから、その思いは原点としてあります。あと単純に介護の仕事が好きなんですよ。ここ5年程、直接リハビリをする仕事はしていませんが、利用者さんと直接関われる現場の仕事は、いまだに好きなままです。

■今回の経験から得た学びがあれば教えてください

法律の理解だけではダメ。システムだけでもダメ。過去の現場経験だけでもダメ。介護現場の「いま」を理解することが、いかに大切かを改めて学びました。介護現場で働いている現役の人たちが、自分たちが開発するプロダクトを使うこと。それを大前提にして進めることが、今後の未来につながっていると強く思います。

■今後の抱負をお願いします

リリースしたレセプトの機能改修を進めながら、サービス品質をより高めていきたいと思います。そのためにも引き続きドキュメント化や新しい計算ロジックなどは進めなくてはいけません。そしてゆくゆくは、現時点では対象じゃない事業所からも問い合わせがくるような、“現場に選ばれる請求ソフト”を目指していきたいですね。

■最後に、改めて大切だと感じるリハブのバリューについて教えてください

1つ選ぶのは難しいので、私なりの考え方で5つのバリューを整理してみました。ワクワクするのは“イノベーションは、好奇心。”だと思っています。そして、それを支えるようにして、“チームを勝たせる「個」になろう。”“ロジックは、目的達成のためにある。”“ハードワークを、なめらかに。”があり、さらにすべての大前提として“介護は「現場」という初心。”があるのではないかなと。そうやって5つのバリューすべてを大切にしながら、介護の未来をよりよい方向へ変えていけるよう頑張りたいと思っています。

インタビューを終えて
わからないことがあると、みんなが質問をしたくなる。そんなリハブの支柱的存在のおさむさん。今回のインタビューを通じて、とにかく献身的に仕事をする強い意志を感じました。また、介護の話になると表情が柔和になるのも印象的で「高齢者って人生の先輩だから、直接関われる介護の仕事って案外面白いものなんですよ」という言葉も胸に残りました。

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