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介護を通じて知ったこと

こんにちは! 株式会社Rehab for JAPAN 採用担当です!
今回の社内インタビューは、2022年4月に入社した事業推進部の村治さん。

おもにIT領域でキャリアを積み、様々なプロジェクトのマネジメントをしてきた村治さんは、ご両親の介護をしてきた経験があります。そんな村治さんに、入社のきっかけや現在の業務内容、リハブの魅力や今後の目標などをお聞きしました。


■そもそも村治さんが介護の世界に興味を持ったきっかけを教えてください。

実は、両親が要介護だったこともあり、僕自身も一般的な介護サービスに助けてもらっています。父はすでに亡くなりましたが、今も母は要介護者ですし、僕も当事者家族としての日常を送っています。

もちろん、前提として支えていただいている感謝の気持ちはあるのですが、一方で現状の仕組みに対して大きな不満を感じたのがきっかけです。

■具体的にどのようなことに課題を感じてきたのでしょうか?

例えば、要介護と認定された後は、ケアマネさんを紹介してもらってケアプランを作ってもらいます。本来は本人や家族にとってどのケアマネさんが良いか?というのを検討したいと思うんですが、実際のところ自分たち介護を受ける側には選択権がないように感じました。

もちろん「変えてください」と伝えることは制度上できるのですが、言いやすい環境ではないので気を使いますし、「初めてだしこういうものか」と飲み込んでしまいがちです。また、訪問介護でヘルパーさんが母の食事を作ってくれるのですが、そのついでに僕たち家族の食事も作ってくれるとすごく助かるのに、それも現状の介護保険のサービスではできないのはなぜ?と思ったり。

おそらく、介護保険制度として事細かく決まっているといった実情があるとは思うのですが、世の中の他の一般的なサービスと同じように、シンプルに利用者のニーズに応えることができたら、介護を提供する側もされる側ももっとハッピーになれるのでは、ということを考えていました。

■リハブでの現在の業務内容を教えてください。

事業推進部という部署で、簡単に言うと、既存事業のリハプランのグロースと、新規事業開発がメインのミッションです。

既存事業に関しては、プロダクト、マーケティング、セールスなど、関連部署と連携しながら事業を伸ばすために今どこが課題でどう解決していくかを一緒に推進していきます。

また、新規事業では現在オンラインリハビリのサービス化に向けたPoCを実施中です。ありがたいことに幅広い役割を担わせてもらっているため、絶賛採用強化中です。

■これまでの経験をどのようなカタチで生かしていますか?

これまでSier→ITコンサル→リクルートというキャリアを歩んできて、その中で培った経験やスキルを全て生かしていきたいと思ってますし、その中で自分はどこまで価値を発揮できるのか? を試されてる感覚です。

特に介護は、ステークホルダーも多く複雑な領域なので、その中で課題を構造化して論点を整理し、プロジェクト全体を推進する部分は特に自分の強みを活かせるところだと思っています。

■入社して改めて気づいたリハブという会社の特徴や魅力を教えてください。

スタートアップでありながら、いい意味でノリや勢いだけで判断しないところが魅力だと思います。様々な議案をかなり健全に話し合いながら、要否・是非を判断しているので、僕を含めた社員たちもしっかりと会社の方針を理解した上で働ける環境があると思います。

あとは、大久保をはじめ、皆さん素直な人柄の方が多いので社内の雰囲気も良いですね。

■どのような人と一緒に働きたいですか?

リハブは「介護を科学する」というテーマで、現在の社会課題に向き合っている会社です。なので、まずは目の前の事業所の業務負担を減らしたり、利用者が笑顔になったりすることを素直に喜べる人が向いていると思います。

そして、そんなマインドを持ちつつも、事業の成長や自身の目標に対してコミットできる人と一緒に働きたいですね。

■ご自身の今後の目標を教えてください。

短期的には既存のリハプランのグロースですし、中長期的には新規事業のオンラインリハビリは何としてでも実現させたいです。

特にオンラインリハビリは、リハブとしてもサービスの提供範囲を広げるチャレンジですし、このサービスから得られるデータが、さらに多くの高齢者の暮らしを良くするベースになるとも思っていてワクワクしているところです。

■最後に、村治さんはどんな介護や老後が理想ですか?

まずは健康寿命が長い老後が理想ですが、要介護認定を受けたとしても、地域格差や経済格差に影響されることなく、自分が本来やりたいことができる仕組みが整っている老後が理想です。

あとは「長生きしたら迷惑をかけるかもしれない」というネガティブな価値観を変えたいですね。実はその気遣いって、介護する側を、ちょっとやるせない気持ちにさせているとも思うんです。もっと、歳を重ねることをポジティブに感じられる社会になると、高齢化に対して希望が持てると思います。

リハブでの仕事を通じて、そんな社会の実現の一端を担えるよう引き続き頑張りたいと思います。

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