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SES出身エンジニアが、リハブに求めたもの。

こんにちは! 株式会社Rehab for JAPAN 採用担当です!
今回は、開発部で働く2名のエンジニアによる座談会です。以前は客先に常駐するエンジニアだったお二人に、転職を決めたきっかけや転職先であるリハブに求めたものをお聞きしつつ、今の仕事のことや自分たちの未来像などを語ってもらいました。

左:松田さん(2023年12月入社)
右:宍戸さん(2022年5月入社)

出向先でふと考える、エンジニアとしての未来。

■それぞれの前職のことや、転職までの経緯を簡単に教えてください。

宍戸さん
もともとはSES企業で客先常駐のエンジニアをしていて、その後、リハブに入社する前まではフリーランスのエンジニアでした。

松田さん
僕は新卒入社したのがSES企業で、おもに金融系のシステム開発に携わっていました。宍戸さんと同じく客先に出向していたので、エンドユーザよりもクライアントを意識する働き方でした。

宍戸さん
割とモヤモヤしちゃう働き方ですよね。外部エンジニアである以上仕方ないけれど、開発するプロダクトの本質的な目的より、常駐先での評判が気になる気持ちはすごくわかります。SESでもフリーランスでもそうでしたが、私も開発チームのメンバーのうち自分だけが社外エンジニアで、どうしても“蚊帳の外”で開発しているような感覚があって、それで転職を考えるようになりましたから。

松田さん
似たような感覚は僕もありました。あと僕がいた会社の場合、給料を上げるためには、エンジニア的な動きよりマネージメントやコンサル的な動きを求められてると感じて...まだまだエンジニアとして手を動かしたい気持ちが強かったので、そのあたりが転職の動機になりましたね。

未知なる分野でも、自社サービスの開発がしたい。

■リハブを知ったきっかけや、入社の決め手などを教えてください。


宍戸さん
次の会社では自社サービスの開発がやりたいと思っていました。加えて「これがないと世の中が困る」くらい社会的意義の高いサービスに携わりたいという思いもありました。そんな中、転職サイト経由でリハブのことを知り、興味を持ったという経緯になります。

松田さん
自社サービスがやりたいというのは僕も同じです。あとは一人のエンジニアとして成長もしたかったので、いろいろチャレンジできる環境を求めていましたね。いい意味で大企業よりもスタートアップのような「完成しきっていない組織」を探している中で、リハブのことを知りました。

宍戸さん
ところで自分もそうなんですが、松田さんも介護業界はリハブが初めてですよね? そのあたりの不安はありませんでしたか?

松田さん
実はそこまで心配していなかったです。たしかに介護業界はリハブが初めてですが、「初めての分野での開発」という意味では、これまでいろんなプロダクト開発で経験できていたので、そのときのアプローチが生かせると思っていたんです。それにリハブは社内向けに研修資料が充実していて、割とインプットしやすい環境だと入社して思いました。

宍戸さん
そうですね。私もその研修資料に助けられた身なのですごくわかります。あと個人的にはRehab Cloudを導入している介護事業所へ訪問できたことも大きかったです。介護現場で働く方の日々の流れを見ることは、私にとって有意義な経験でした。

松田さん
そうそう。介護職の人や高齢者のリアルな日常を肌で感じられるし、エンジニアとしてやりがいが芽生えるきっかけになると思います。ただ、一度や二度の訪問で介護業界のことをわかった気になっちゃダメだという思いにもなりましたね。

探していたのは、フルリモートじゃない会社。

宍戸さん
松田さんは、入社当時リハブにどんなことを期待していましたか?

松田さん
僕が期待していたのは、デベロッパーエクスペリエンス、つまりデベロッパーのほうの「DX」です。リハブという組織の中で、エンジニアの自分は何が経験できるのか。そのあたりは入社前から期待していたテーマでしたね。

宍戸さん
そういった意味では、リハブはいろんな経験ができますよね。自社の新規プロダクトを世の中に出せるし、新しい言語やトレンドの技術についても積極的ですし。

松田さん
定期的に開発部で今のトレンドを話す機会があって、だいたいマニアックな話に花が咲くんですが(笑)、エンジニアとしてはけっこう楽しい時間ですよね。

宍戸さん
そうそう。あとは別チームのメンバーが「こんな技術を使ってつくりましたよ」といった具体的な事例を共有することで、自分の担当以外の知識も得られるのが楽しいですよね。
ちなみに松田さんは、フルリモートじゃない勤務体系ってどう思っていますか? 私はむしろ意識的に出社できる企業を選んでリハブにしたので、今の働き方には満足しているんです。

松田さん
僕も実は出社派です(笑)。エンジニアだとフルリモートでも働けることがメリットのように語られがちですけど、実際にチームで何かをつくる場合、オフラインでのコミュニケーションってかなり重要だと思いませんか?

宍戸さん
同感です。それで言うとリハブの場合、出社とリモートのハイブリッドな環境なので、定期的にメンバーと顔を合わせてチームでものづくりがしたいと思うタイプの人は、比較的働きやすいと思います。

松田さん
特にリハブって、会社のビジョンやミッションに対する共感度が強いのと、とにかく優しい人が多く集まっているので、他部署含めて社内のコミュニケーションでストレスになることがないですよね。

宍戸さん
そうそう、だから出社して消耗することは、かなり少ない。むしろ本当に多方面で人に助けられています。介護現場出身の方が多いからかもしれませんが、コミュニケーションがとても取りやすいですよね。

松田さん
そのあたりは、事業所訪問でも感じたんですが、介護現場の方って数字よりも気持ちで語る人が多いなぁと。だからこそ、痛みや困りごともリアルに伝わってくる。そうなると、その痛みを解決できるプロダクトを開発したい! と、こちらも気持ちで応えたくなるんですよね。

とことん使いやすく、あらゆる業務をラクに。

■そんなお二人がリハブの開発部で取り組んでいることを教えてください。

宍戸さん
私も松田さんも「Rehab Cloud デイリー」を担当する同じチームに所属していて、私は新機能の開発と既存機能のアップデートをそれぞれ進めていて、今期からは自分が手を動かすだけでなく、マネジメント的な役割も担うようになってきています。これは自分のキャリアを通じても初めてのチャンレンジです。

松田さん
僕はどちらかというとPdM的な動き方もしていて、要件定義や企画をすることも増えてきました。データから利用状況を分析し、自分たちが開発したプロダクトの効果やバリューが見えてくると俄然面白くなりますね。

宍戸さん
介護職員の方が毎日使っているサービスなので、現場の声が気になるところですが、そのあたりもSlack経由でCSから共有してもらえます。時々嬉しい声がもらえたりするので、役に立っている実感を持ちながら仕事ができています。
あとこのサービスで集まるデータは、デイサービスに通っている利用者さんのセンシティブな個々の記録です。それらのデータを有効に活用することで、科学的介護の実現や健康寿命の延伸にも貢献できるとも思っています。

松田さん
そうなるとリハブが掲げるビジョンやミッションにつながってくるので、より自分たちの手応えが感じられますよね。それに介護というテーマは、ほとんどの人にとって切っても切れないテーマだとも思っています。将来自分にも返ってくるという意味では、今の自分の仕事って、将来の自分のためにやっている感覚もありますよね。

宍戸さん
そうですね。とはいえ現状の介護業界は、他の業界と比べてもDX化がかなり進んでいないし、使っている介護ソフトのUIもひと昔以上前のような状態です。タブレットを使うことすらアレルギーもあるような状態なので、ちょっとでもわかりづらいと従来通りの紙文化にとどまってしまいます。

松田さん
相当使いやすいサービスにしておかないと、そもそも使ってもらえない。面倒かもしれないけれど、使えるようになっていただく。そこの負荷ってある種の成長痛とも言えるけど、痛みを伴いながらも導入して良かったと評価してもらえるよう、より使いやすいサービスに進化させていきたいですね。

宍戸さん
それで言うとリハブの開発ってアップデートのサイクルがけっこう速いですよね。これまで月1以上のペースで新機能をリリースしていますし、顧客の声に応えて価値を届けるスピードは、今後も自分たちの強みにしていきたいです。

松田さん
デイリーは、レセプト、モーションAIといった他サービスのハブになっているので、アップデートするほど関連サービスもよりよいものになっていきます。とはいえ、まだまだ介護現場の業務改善に貢献できるはずなので、顧客理解を深めながら開発に力を入れていきたいです。

役割を越境しながら、自分の可能性を広げたい。

■これからどんな組織にしていきたいですか?もしくはエンジニアになりたいですか?

松田さん
個々のエンジニアが自立していると同時に、役割を越境できるような組織になるといいですね。バックエンド、フロントエンドそれぞれの役割も当然ありますが、その役割に縛られずにお互いが動くことで、より強いチームになると考えています。

宍戸さん
越境は今後のキーワードかもしれないですね。チームとしてもそうですが、一人ひとりがプロダクトの理解も深まるし、個人としてのスキルアップにもつながる。きっと本質的な業務改善になる気もします。

松田さん
まだアイデアレベルですが、具体的には、現状のスプリントレビューをPdMだけでなく、CSや他部署の人を呼んで見せるのも、面白そうだなと思っています。

宍戸さん
部署を越境する感じですね。たしかに、開発中のものを見せるって面白いかもしれない。エンジニアだけだと見落としがちな意見をもらえるかもしれないし、早い段階で軌道修正やブラッシュアップできるメリットはありそうです。すぐに取り入れられない意見だったとしても、早い段階で声を聞くことで開発スピードが早まる予感もあります。

成長するチャンスは、たくさんあります。

松田さん
ところで、宍戸さんが目下チャレンジしているマネジメント業務では、どんなことを感じているのですか? 理想のマネージャ像があったりしますか?

宍戸さん
そのあたりは、やっぱり上長の久良木さんの存在が大きいですね。経験豊富な方なので、とにかくアドバイスが刺さっています。いま意識しているのは、開発者が開発しやすい環境をつくること。進化をし続けて長生きするプロダクトにつながると思っています。

■お二人が、一緒に働きたいと思う人材像について教えてください。

宍戸さん
1つはリハブのビジョンやミッション、そして提供しているサービスの価値に共感できる人ですね。介護業界が抱える大きな課題に自分たちのプロダクトで立ち向かう。そんな情熱を持った人が活躍できると思います。あとは、エンジニアとしてできる領域を広げたいと思っている人も、働く環境としておすすめです。

松田さん
僕も宍戸さんと同感です。もちろん自分のこれまでのキャリアを生かせる仕事もありますが、社会課題に挑戦しているスタートアップなので、新たなチャレンジの機会も想像以上に早く回ってくると思います。そのあたりを楽しめる人は、きっとリハブにマッチすると思います。


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