【開発チーム座談会】「常にアップデートし続ける開発組織」スピーディーなリリースでユーザーの成功に寄り添うRehab for JAPANの開発
「リリースしてすぐお客様からの反応が得られる」「成長途上にある組織でチャレンジできるのは楽しい」。和やかな雰囲気で仕事のやりがいを語り合うのは、Rehab for JAPANの開発部門に所属する髙橋、浅野、島田、友金、飯濱の5名です。契約形態も違うさまざまなバックグラウンドを持つ開発部門のメンバーたちが普段どんな思いで開発に携わっているのか、エンジニアたちが現場目線で語り合います。
「介護の領域にテクノロジーで貢献したい」という思い
——はじめにみなさんの自己紹介をお願いします。
(写真 テーブル左手前・飯濱、左奥・友金、右手前・浅野、オンライン参加左・髙橋、右・島田)
髙橋:髙橋と申します。前職では人事給与のパッケージを作っている会社で、主にバックエンドエンジニアとして働いていました。5〜6年ほど勤めたあと、Rehab for JAPANに入社して、現在3年ほどになります。このメンバーの中では一番長くRehab for JAPANにいます。
島田:島田です。私は3ヶ月前からRehab for JAPANに参画しています。私自身は島根県にある株式会社イーグリットという会社に所属して、ニアショア開発という形で、フルリモートでRehab for JAPANに参画しています。
浅野:浅野と言います。私の友人がRehab for JAPANの立ち上げに携わっていて、彼の紹介でこの会社に入社しました。現在、入社して3年弱になります。エンジニアとしてのキャリアはRehab for JAPANでスタートしました。
友金:友金と申します。プログラミングには大学時代から親しんでいて、就職にともなって東京へ出てきました。前職では2年ほど、ポイントサイトの保守などバックエンドの開発に携わっていました。その後独立して、Rehab for JAPANには3ヶ月前から業務委託という形で携わっています。
飯濱:飯濱です。Rehab for JAPANには9月からRehab for JAPANにジョインして、現在2ヶ月半が経過したところです。以前は地元の島根県で、RubyやPHPをメインにしている会社に勤めていましたが、5年前に上京して現在に至っています。
——それぞれ、Rehab for JAPANに入社または参画したきっかけや、入社の決め手となったできごとを教えてください。
髙橋:入社のきっかけは、浅野さんと同じくRehab for JAPANの立ち上げに関わっていた人からお誘いを受けたことです。当時はまだ製品がそろっていない状態で、エンジニアも私が2人目だったので、広い範囲で裁量を持って仕事ができるのではないかという期待もあって入社を決めました。
島田:所属しているイーグリットにRehab for JAPANのニアショア開発の話が来たのがきっかけです。Rehab for JAPANは介護業界に向けて、IT技術を駆使してプロダクトを作っているという点に魅力に感じましたね。そこに参画して社会的な役割が果たせたらという思いと、どういった技術を使ってプロダクトを作っているのか気になったというのが参画の決め手です。
浅野:私は入社前からプログラミングに興味があって、独学で学んだり、プログラミングスクールに通ったりしていました。先ほど友人に誘われて入社したと話しましたが、興味があって趣味のように続けているプログラミングを仕事にできたらという思いがあって、誘われてすぐ入社を決めましたね。これから高齢化社会になっていく世の中で、介護業界で役に立ちたいという思いもありました。
友金:大学時代にインドを訪れたことがきっかけで公衆衛生に興味があって、医療業界でエンジニアとして働いてみたいと思いがありました。以前関わっていた現場の方がその思いをしってRehab for JAPANを紹介してくれたんです。介護業界がこれからもっと大きくなっていく中で、いまだに紙ベースで業務を管理している部分をシステム化すれば、介護を提供する人の負担を取り除けるかもしれない。それをRehab for JAPANの中でお手伝いしたいと思いました。
飯濱:もともとRubyを使った開発の案件を探していて、紹介されたのがRehab for JAPANでした。当時、介護の求人サイトの制作に携わっていて、同じ介護業界で関連があったことから興味を持ちました。Rehab for JAPANでは介護の現場で手作業でやっている業務をシステム化して、現場の負担を軽減しようとしています。実際に参画して、よりシステムそのものに携わりたい気持ちが強くなりました。
リリースしてすぐユーザーの声が届くから、やりがいを感じられる
——具体的に、どういったプロジェクトに携わっているのでしょうか。
髙橋:2021年4月に介護報酬の法改正があって、その段階で法改正に対応した機能をリリースしました。ただ、この法改正をきっかけに国が運用するLIFEというシステムができたんですが、そこに対応する機能が間に合わなかったんです。
LIFEの中にも個別機能訓練や介護推進体制加算などさまざまな種類があって、それらに1つ1つ対応してきたのが直近のプロジェクトです。最近ようやく最後の口腔機能への対応が終わり、一通りLIFEの中への対応が完了しました。この口腔機能の開発には、浅野さん、島田さん、飯濱さんに携わってもらいました。
もう1つ、弊社のプロダクト「リハプラン」の中にあった通所介護計画書の見直し業務については、友金さん、浅野さんと進めました。
浅野:通所介護計画書にはモニタリングといって、介護計画に対して毎月どんなことをしたのか記録する業務があります。通所介護計画書自体はリハプラン上で作ることができたのですが、毎月の記録を残す機能がなかったんです。お客様からは、計画に対する記録もリハプラン上でつけれるようにしてほしいという要望が多く、今回の機能追加ではそこに対応しました。
——こうした業務は、具体的にどんなプロセスで行っているのでしょうか。
髙橋:それでいうと、フルリモートの島田さんがどんなふうに仕事をしているか興味がありますね。どんな1日を送っているんですか?
島田: 私は基本的には1日8時間、Rehab for JAPANの仕事にフルコミットしています。毎日12時半に行われるスクラムミーティングに参加して、1日のタスクをメンバーで確認しあったり、問題がないか話し合ったりして、午後を迎えて……という感じですね。
友金:東京在住のメンバーはコロナ禍なので、週2日はリモート、週3日は出社してスクラムミーティングに参加するのと、あとは金曜日にカスタマーサクセス(以下、CS)の部署のメンバーとミーティングをしていますね。CSのメンバーとミーティングすることで、現場の声を開発に活かしています。このミーティングはエンジニア全員参加で、サービス向上につなげています。
——CSからユーザーの要望が挙がってきた場合には、どんなプロセスで対応していくのでしょう。
髙橋:大きく2つのパターンがあります。
1つ目は、チケットが上がってきた段階で改善についての要件が決まっているパターン。UI/UXに強い方が社内にいまして、その方が顧客要望を聞いて、「こういう改善をしてください」と具体的な指示を加えてチケットを発行します。そういう場合は基本的にはその通りに実装していきますが、テストをしてみておかしなところがあれば、都度CSのマネージャーに内容を確認して、仕様を詰めていきます。
2つ目は、チケットにどう改善すればいいか書いていないパターンです。この場合、開発側で仕様を考えて、それをCSに確認してもらって、合意したうえで開発を進めていきます。
友金:要望に優先順位をつけて、開発部門の中でタスクを振り分けて進めていきますね。
浅野:そうですね。2週間に1回タスクミーティングがあって、開発部長の宇井さんと話しながら、何をやっていくか決めています。
——みなさんはRehab for JAPANでの開発の仕事にどういったやりがいを感じていますか?
飯濱:参画して2ヶ月半と日が浅いので、今はまだシステムを把握することに注力している状態ですが、その中で、システムの改修や修正に1つ1つ対応してお客様に使っていただけることが一番嬉しいですね。お客様の声を直接聞く機会はありませんが、CSの方からお客様の意見が共有されるんです。
浅野: CSとのミーティングが2週間に1回設けられていますが、それ以外にもやりとりすることは多いですね。お客様からのよいフィードバックがあれば、CSがSlackなどで共有してくれます。
私は当初エンジニアとしてのキャリアが浅かったので、自分が作ったコードが世に出るだけで嬉しいと思っていたんですが、最近はCSが上げてくれるお客様の声を見て、世の中の役に立てているなと感じます。ときどき感動的な文章でお客様の声が送られてくることもあって、それがやりがいにつながっていますね。
友金:お客様の要望を集めて、画面にどう表示するか設計を考えて、それらを実現して世に出すという一連の流れを、チームで分担して取り組んでいく。それを最終的にお客様に使っていただけるところまでもっていくという点に、エンジニアとしてのやりがいを感じますね。
島田:私も飯濱さんと同じく、CSからお客様の声を共有してもらったときに「作ってよかった」と嬉しくなりますね。チームで作業していくやりがいも感じています。リモートでも、質問があれば画面を共有して対応してくれるんです。一緒に仕事をしていて楽しいですし、おもしろさを感じています。
髙橋:機能をリリースするとすぐにお客様の反応が分かる点はやりがいを感じますね。Rehab for JAPANでは機能をリリースするまでのスピードも速いので、その分フィードバックも早く得られます。逆に、不具合を出してしまうと、それもすぐに聞こえてくるんですけれども。
島田:そうですね。Rehab for JAPANは開発の進め方もチャレンジングだと感じています。自分たちでレールを敷いていこうという雰囲気があって、とてもおもしろいですね。いい意味で完成していないというか、常にアップデートし続けている組織ですね。
友金:資金調達を終えて、今まで作ってきたものをよりブラッシュアップしていくフェーズに入っている実感がありますよね。会社の規模が大きくなるにつれて、人も増えていく。そこで開発効率や品質を維持したまま、よいプロダクトをリリースする。この2つを並行してやっていくための仕組み作りに参加できることに、おもしろさを感じています。
会社やチームのあと押しで新しいことに挑戦できる環境がある
——Rehab for JAPANの開発部門にはどんな人がフィットすると思いますか?
友金:介護のサービスを作るには、介護特有の制度や決まりがあります。この分野に興味を持って、コツコツやれるような人がフィットするのではないかというのが1つ。もう1つは、今後Rehab for JAPANとしてもさまざまなことにチャレンジしていくので、新しくものごとを勉強したい、意欲のある人にも来ていただけたらと思います。
飯濱:そうですね。私もそんなに介護業界に知識があったわけではなく、Rehab for JAPANに入ってから業界の仕組みを勉強したので、開発や介護に興味があれば、知識がなくても大丈夫だと思います。
島田:あとは、開発手法にアジャイルを選んでいることもあって、自分から課題を見つけたり、積極的にコミュニケーションが取れるといいですよね。
髙橋:Rehab for JAPANでは「こうするべき」といったルールがガチガチに固まっているわけではないので、新しいことに挑戦したければそれを止める人はいません。たとえば、新しいフレームワークを導入しようとなったとき、目先だけで考えると工数が増えてしまいます。ですが、本来的にそうしたほうが有効だとなれば、新しいことにも挑戦していく。そうした環境が整っています。
浅野:髙橋さんの言うとおり、絶対このルールでやらなければならない、ということはないですね。マネージャーと相談しながら新しいことに取り組むことができるし、それに対して会社やチームが後押ししてくれる雰囲気があります。私はこのチームの雰囲気も好きですね。チームのメンバーとコミュニケーションを取りながら、新しいことに挑戦していきたいです。
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